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2024.07.29
業界コラム
ダンボールの内容物を取り出したあと、無意識にテープを剥がしてたたんでいませんか。1コ、2コならそれほど苦になりませんが、数が集まると箱をつぶす作業は意外と手間なものです。
各地から集まる生鮮食品や青果を取り扱う食品業界のみなさんなら、ダンボールをつぶす作業量も大変なものになるでしょう。もちろん、食品業界以外でもEC全盛の昨今なら、あらゆる業種の物流シーンで廃棄ダンボール箱があふれかえっていることと思います。また、手作業で箱をつぶすのは結構危険な作業です。ダンボールのエッジで手を切ったり、封や結束の金物で思わぬ怪我をしたりすることもあります。
さて、そんなダンボール箱の処理ですが、人に変わってダンボール箱を板状につぶしてくれる装置があります。その名も「ダンボールつぶし機 DANBAAN QR(ダンバーン・キュア)」。
使用に際してレクチャーなどは必要なく、ただ前方の投入口にダンボールを入れるだけであとはペッタンコにつぶれたダンボールが後ろから排出されます。個別の処理ではなく常時コンベアが奧へ引き込むため連続投入が可能です。ダンボールの素材・大きさ・形状は選びませんから、事前の選別や取りそろえる作業も必要ありません。上下のコンベアローラで圧縮する機構ですから、振動・騒音・紙粉・電力も抑制されています。
さらに、ダンバーン・キュアでつぶしたダンボールは元の形状への「戻り」がほとんどありません。これはダンボールをつぶす際に、断面Z状の特殊な折り方を取りまぜてつぶしているためで、時間がたってもふくれてかさ高くなることはありません。せっかくつぶしたダンボール箱を人手で再度押さえつける作業は精神的にもたいへん疲れます。
人手不足なこの時代、「ダンボールは人手でつぶすもの」という発想をやめて、キカイに任せてしまうのはいかがでしょうか。ダンボールをつぶす作業からの業務転換はきっと従事者の精神面にもよい影響をもたらすでしょう。ダンバーン・キュアはSDGsの目標「働きがいも、経済成長も」を具体的に実現するアイテムと言えます。
つぶしたダンボールですが、最終的には産業廃棄物として処理委託されるケースが多いと思われます。多くの事業所で産廃処理に出すためのストックスペースが決められていますから、その場所へいかにカンタン・楽に運べるかが、ダンボール廃棄業務の効率化に直結します。そのような環境で便利な「ジャンボカーゴ」を紹介します。
ジャンボカーゴは幅1985×奥行き1140×高さ1841(mm)と通常カーゴの約2倍の容積です。つぶしたダンボールなど、かさばりはするもののさほど重量がない物品の搬送には1回で2倍の量が運べるため最適です。キャスターは通常よりも大きなφ150、ウレタンキャスターを採用。音も静かで軽快に動作します。L字型に折りたたみできますから、重ねてネスティング収納も可能です。
フィルム類、PPバンド、ペット容器、ペール缶や一斗缶。
ダンボール以外にも、つぶせばすごく小さくなりそうなのに、かさばって仕方のないゴミも多くあります。そのようなゴミには小型ゴミ減容圧縮機 パワープレスが高い効果を発揮します。
ペットや缶容器なら1/6~1/7の体積に、フィルム系のゴミなら1/10まで圧縮し、圧縮後に結束すれば移動もラクラク、廃材置き場もひろびろします。パワープレスは40トン、100トンの2機種をラインナップ。金属の缶ゴミでなければ40トンで十分でしょう。設置面積の小さな設計で、今回テーマのつぶしたダンボールをさらに圧縮してコンパクトにすることもできます。
振動・騒音・紙粉・電力を抑え、クリーンな作業環境を実現。ダンボールの素材・形・大きさを選ばず連続圧縮。
つぶしたあとの段ボールの戻りが極めて少ないのが特長です。
大容量で積載効率がよいだけでなく、キャスター音が静かで使いやすい大型のカゴ台車です。
ネスティングも可能で保管時の省スペース化に貢献。レンタルにも対応しています。
小さなボディにギュッと詰まった高機能!
シンプルな操作スイッチとゴミを投入しやすい大型投入口、安全・簡単なドアロックなど、誰でも簡単に扱えるゴミ圧縮機です。
ダンボールやストレッチフィルムなどの廃材処理は、業務効率化の隠れたポイントです。ほうっておくとたまってしまい、仕事として面白みの乏しい廃材処理をカンタン・ラクにパッと終わらせることは、やりがいのある業務への転換につながります。前向きに廃材処理の効率化や自動化に取り組むことで生まれるメリットは作業効率化以外にも働く人の精神面、クリーンな職場環境の向上につながります。
もりや産業では、ダンボール廃材処理を積極的に推し進め、つぶしたダンボール箱の天井スペースを利用した自動廃棄ラインの構築実例もあります。ご興味を持たれたかたはお気軽にご相談ください。現場にぴったりな最適プランをご提案いたします。
この機会に廃材処理の作業改善にスポットを当て、喜ばれる職場づくりを実現しましょう。