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2022.10.24

HOTな製品情報

パレットカバーの種類とは?

とっても便利なパレットカバー

パレットカバーとは、パレット積みの荷物(段ボールケース、ドラム缶、原料袋、一斗缶、フレコンバッグなど)に被せる四角いカバーです。 工場や倉庫の物流現場で荷物を保管・輸送する際、荷物に被せることで、中身を保護します。このパレットカバーを使うことで、こんなお困りごとを解決できます。

・保管中の荷物に付くホコリや鳥の糞をなんとかしたい
・屋外で一時仮置きするときに、雨や雪を防ぎたい
・長期保管時の荷物の日焼け対策がしたい
・商品の抜き取り・盗難の対策が必要
・荷物を長期間、屋外で保管したいのだが、雨や紫外線による劣化が心配
・ストレッチフィルム巻きの手間とゴミを減らしたい。

パレットカバーの特長

書き出してみると、パレットカバーで解決できる困りごとが良く分かります。そこで、パレットカバーの特長もまとめてみましょう。

●天候に左右されず保管可能

屋内外の雨や雪・花粉やホコリ・鳥の糞、太陽光・蛍光灯の紫外線などによる荷物の劣化を防ぎます。

●繰り返し利用で環境に優しく経済的

ストレッチフィルム使用と比較して繰り返し使用できるため、ゴミを削減し経費の抑制に貢献します。

●サイズや加工など細やかな対応

オーダーメイドでさまざまなサイズに対応。またカバーをした状態でも、出し入れしやすい加工をすることにより、現場での作業性アップにも貢献できます。

使用環境に応じて、様々な素材から用途に合わせてパレットカバーを作ることができます。

パレットカバーに使える素材

パレットカバーに使える素材は大きく分けて5種類あります。

各々の素材の特徴を表にまとめてみましたので、ご覧ください。

パレットカバーを使う際は、コスト・用途・使用期間に合わせて、最適な素材を選ぶことが重要です。ここからは、各パレットカバーの特徴をご紹介していきます。

透明カバー

パレット貨物の全体に被せるポリエチレン(ビニール)製のカバーです。屋内保管、輸送中の汚れ・ホコリ付着防止や突然の雨から製品を守ります。

使用環境:屋内
規格商品:あり(ご希望のサイズをお伝えください)

▼特  長
・安価、短納期、サイズが豊富
・透明で荷物が確認しやすい
・汎用性が高い(機器の埃よけ等)

UVカバー(紫外線カット)

比較的安価で、1年以上の屋外使用が可能なカバーです。紫外線から大切な荷物を守るので、屋外保管に最適です。

使用環境:屋内・屋外どちらも可
規格商品:なし(一部除き受注生産)

▼特  長
・ヒートシール、縫製、マジックテープ、ファスナーなど様々な加工が可能
・カラーはシルバー、グリーン、ODグリーンなど
・長期間の野ざらし使用可能

遮熱カバー

温度上昇の原因となる太陽光の赤外線を反射させることで、被覆内部の温度上昇を抑制するカバーです。

使用環境:屋外(直射日光が当たる場所)
規格商品:なし(受注生産)

▼特  長
・遮熱性、防水性に優れる
・温度上昇による製品の劣化を防ぐ(食品・ケミカル原料・接着剤・塗料・電池など)

ブルーシートカバー

汎用性に優れたブルーシートを使用したカバーです。比較的安価で加工しやすく、小ロットからの作成が可能です。

使用環境:屋内・屋外どちらも可
規格商品:なし(一部除き受注生産)

▼特  長
・ヒートシール、縫製、マジックテープ、ファスナーなど様々な加工が可能
・しなやかで軽く、折りたたんでの持ち運びが容易
・生地の種類が豊富

高耐久カバー

屋外での長期保管やカバー脱着頻度が多く、生地に強度が求めらる場合に使用するカバーです。

使用環境:屋外(長期保管)
規格商品:なし(受注生産)

▼特  長
・トラック幌に使われる丈夫な生地
・防水性、耐候性に優れる

保冷・保温カバー

屋外での長期保管やカバー脱着頻度が多く、生地に強度が求めらる場合に使用するカバーです。

使用環境:屋内
規格商品:なし(受注生産)

▼特  長
・優れた遮光性と断熱性
・用途に応じた形状・サイズで作成可能
・繰り返し使えて経済的

防炎カバー

火災対策用に防炎生地を使用したカバーも製作できます。燃え広がりを抑制し、自己消火機能のある難燃シートも使用できます。

使用環境:屋内
規格商品:なし(受注生産)

▼特  長
・塩ビ品に比べ、軽量で強度が高い
・光透過性に優れる
・焼却時、ダイオキシン類の発生が無い

別注パレットカバー

お客様のご要望に合わせて、サイズ・カバー素材・オプションなど自由にお選びいただけます。縫製加工だけでなく、雨水の浸透防止・カバーの脱着で裂けにくい熱溶着タイプなども作成致します。

まとめ

いかがでしたでしょうか。単にパレットカバーといっても様々な素材があり、加工もできます。

重要なのは、用途に合った素材を使い、使い勝手に合わせた加工を施すことが重要です。

そこを間違えると現場の生産性低下やクレーム発生につながり、信頼性を損なう事態も発生する可能性があります。パレットカバーを購入される際は、必ず、用途に合った物を使うようにお心がけください。