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2024.10.11

導入事例

【ご採用事例】プラスチックの減量化・再利用に貢献する圧縮機

グンゼ物流株式会社 西宮物流センター様

 今回、取材にご協力いただいたのはグンゼ物流株式会社 西宮物流センター様です。自社アパレル製品(インナーウエア・レッグウエア・ライフスタイルウエア等)の出荷・保管・管理など、グループ内での物流機能を担っておられます。

 グンゼグループ様では、グループ全体の事業活動を通じて、環境負荷を低減させる取り組みを推進しておられ、プラスチックの3R + Renewableを積極的に推進、廃棄量の削減や再生利用を進めることで、プラスチック資源が循環する社会の実現を目指されておられます。

 そのグループ内で、自社製品の物流を担う西宮物流センター様がプラスチックの減量化・再利用化の取り組みを行う上で「手動圧縮減容機 パワープレスカーゴ」をご導入いただいた経緯やポイントなどをご紹介していきます。

【会社情報】
グンゼ物流株式会社 西宮物流センター
兵庫県西宮市山口町阪神流通センター1-3
https://www.gunze.co.jp/

お問い合わせの経緯

 グンゼグループ様の全体戦略としてプラスチックの廃棄物削減、再利用化を進めていく中、西宮物流センター様では、アパレル部門協働のリサイクル活動として、入荷したウエアを包装している物流袋を集め、それを協力企業に送り、リサイクルする取り組みをされていました。

 その活動の中、現場の問題点として出てきたのが、袋の運搬効率でした。プラスチック袋はかさばるため、リサイクル工場に送れる量が少なく、その運搬効率の悪さが問題になっていました。

運搬効率を高めるには?

 プラスチック袋の運搬効率を高めるには、袋を運びやすくするため、パレットに積む必要がありました。計算したところ、1パレット当たり100kgの袋を積むことで効率が高まるとのことで、そこが当面の目標となりました。

 パレットに大量の袋を積むには袋を圧縮する必要がありました。そこで、その問題解決を検討されていたご担当者様が、某展示会に出展していた弊社の圧縮機シリーズをご覧いただき「これならばこの問題を解決できる!」と思われ、お問い合わせをいただきました。

「パワープレスカーゴ」をお選びいただいたポイント

 手動式、油圧式とラインナップがある中、西宮物流センター様でお選びいただいたのは手動式圧縮減容機「パワープレスカーゴ」でした。選ばれたポイントは以下の4点です。

①誰でも扱える作業性
②誤動作の無い安全性
③どこにでも設置可能
④良好な圧縮・積載効率

 主に女性スタッフが使われるため、誰でも簡単に扱えるシンプルな物をご要望されていました。また、誤操作による事故防止や設置場所に困らないようにするためにも安全で電源不要の手動式の採用を優先されておられました。

 手動式だと圧縮効果とパレットへの積載に懸念点がありましたが、パワープレスカーゴのヒモ掛け圧縮方式により反発を抑えることで、パレットに積みやすいカタチで袋をまとめられる点がポイントとなり「パワープレスカーゴ」をご採用いただきました。

圧縮効果は?

 初回操作では袋約30袋分、9個の圧縮ゴミをパレットに積載することができました。1個の重さは約8kg、1パレット当たり約70~80kg程度の袋の積載に成功しました。目標の100kgには届きませんでしたが、今後、スタッフが操作に慣れていけばそれも可能ではないかと手応えを感じておられました。

終わりに

 試験運用を終えご担当様には、パワープレスカーゴについての貴重なご意見をお伺いしました。この西宮物流センターでの運用が軌道に乗れば、他物流センターでもこのパワープレスカーゴを使った、袋の運搬効率改善案を他物流センターにも推進していきたいと有難いお言葉をいただきました。

 引き続き、西宮物流センター様の環境負荷を低減する取り組みに対してお役立ちできるご提案ができるよう、サポートしてまいりたいと思います。

 今回のパワープレスカーゴ導入事例のご紹介は以上となります。ここで紹介した以外にも、もりや産業にはご提案できる「現場改善」ソリューション事例が豊富にあります。お気軽にご連絡いただければ、あなたの事業所でのベストソリューションをご提案致します。悩むより、ご相談を!長年にわたり蓄積されたノウハウで問題解決に貢献させていただきます。